SNSで「個人間融資」「即日」「審査なし」などの投稿を見ても、投稿者がどのような立場の相手か、表示名だけでは分かりません。金融庁は、SNS等を利用した個人間融資について、無登録業者による貸付けや個人情報の悪用などに注意するよう案内しています。
投稿の印象やフォロワー数だけで判断せず、アカウント名、連絡先、業者名、登録情報、要求内容を分けて確認します。
SNS投稿を見たときに確認する5項目
- 投稿日時:古い投稿や再投稿ではないかを確認します。
- アカウント情報:表示名、ID、プロフィールURLを分けて控えます。
- 移動先の連絡手段:LINE、Signal、Telegram、電話番号など、SNS外へ案内された先を記録します。
- 相手が名乗る名称:会社名、サービス名、担当者名、サイト名を混ぜずに確認します。
- 要求内容:本人確認書類、顔写真、勤務先、家族・友人の連絡先、手数料など、求められた内容を整理します。
アカウント名と業者名は同じとは限らない
SNSの表示名は変更でき、担当者名やサービス名だけが表示されることもあります。同じ表示名の別アカウントもあり得るため、アカウント名だけで同一相手とは判断しません。プロフィールURL、移動先の連絡先、サイトURLなどを分けて確認します。
連絡先を移す前に確認する
公開投稿からLINE等へ移動すると、元の投稿と連絡先の関係が分かりにくくなる場合があります。個人情報を送る前に、投稿URL、表示名、案内された連絡先を手元に残してください。公開掲示板へ自分や第三者の個人情報を書く必要はありません。
業者名・登録番号・連絡先を照合する
貸金業者を名乗る場合は、金融庁の登録貸金業者情報検索サービスで商号、登録番号、所在地、電話番号を確認します。登録番号があることや、同じ名称が見つかることだけで、SNSの相手が登録業者本人とは判断できません。
検索結果がなくても、要求内容を確認する
検索で情報が見つからない場合も、「新しいから安全」とは限りません。先に送金を求められた、本人確認として過度な情報を求められた、家族や勤務先の連絡先を要求されたなど、実際のやり取りを整理してください。
よくある質問
フォロワーが多ければ信用できますか
フォロワー数だけでは判断できません。相手が示す連絡先、名称、登録情報、要求内容を分けて確認してください。
個人間の貸付けなら登録確認は不要ですか
個別の法的判断はできません。反復継続して貸付けを行うなど、内容によって確認すべき点が異なるため、不安がある場合は公的窓口や専門家へ確認してください。
検索結果に出ないアカウントは安全ですか
掲載がないことだけでは判断できません。アカウントの作成時期、移動先の連絡先、要求内容も整理します。